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clipboard(クリップボード)の初お披露目はフランスだった

+labのクリップボードは、マグネットの力で紙をはさんで使う紙製のクリップボードです。

ゴムバンドで閉じられる表紙がついているので、資料をはさんで持ち運ぶことはもちろん、プリントの裏紙やお気に入りの紙をはさんで持ち運び用のノートとして使うのもおススメです。

+labのクリップボードの誕生は、2019年の1月。+labが初めて海外の展示会に出展するにあたり企画した商品です。その展示会は「Masion & Objet(メゾン・エ・オブジェ)」というデザインとライフスタイルの国際展示会です。会場はフランスのパリですが、ヨーロッパをメインに世界中からバイヤーが集まる展示会で、私たちもヨーロッパの市場で商品を展開したいと願い出展しました。

+labの商品は、いわゆる日本や和をわかりやすく感じる商品ではありませんので、+labの全てを持っていくのではなくヨーロッパ市場に向けて商品を絞り込み、よりシンプルで特長が極だった商品accordion note(アコーディオンノート)とmemowrap(メモラップ海外用)、そして新商品のclipboard(クリップボード)を出品することにしました。

clipboardは、accordion noteのシンプルで機能的なデザインを踏襲し、表紙に採用している紙を統一することで、一緒に使っていただけるようなプロダクトを目指しました。

フランスを初お披露目の場にすると決めたことで最もこだわったのは、色の組み合わせです。使う紙の銘柄はaccordion noteと同じですから、限られた選択肢の中で決めたわけですが、そもそもaccordion noteの紙の選定をした重要なポイントのひとつが色でしたので、苦労することはありませんでした。

とはいえ、ヨーロッパを意識しなかったわけではなく、ファッションやインテリアなどの傾向を調べたり日本との違いを+labなりに分析したりしながら組み合わせを決めていきました。結果、日本製の紙であることが影響しているのか、見方によってはヨーロッパっぽい組み合わせとも言えるし、日本っぽい組み合わせとも言える色になりました。

ヨーロッパを意識する上で、色のコントラストを魅力にしたいと思い組み合わせを考えたclipboardは、現代の日本人の洋服の組み合わせに照らし合わせると日本っぽくはありません。しかし着物の色合わせに照らし合わせると、とても日本的な組み合わせだと言えます。そんな色遊びの魅力が、実際の展示会でもヨーロッパのバイヤーの方々の目にとまり、色が美しいとの声をたくさんいただきました。

色の組み合わせにこだわったclipboardは、1冊1冊職人さんの手で紙を貼り合わせ、製本しています。普段は、高級ブランドの箱なども手掛ける協力会社さんにお願いしてつくっていただいているので、大量生産品ではあるものの1点物のような感覚でつくっています。

+labのclipboardは紙製ではありますが、革のようにエイジングも楽しんでいただける紙を使っていますので、汚れや傷も愛着をもって使っていただけたらと思います。